片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記28

 なぜか同じ6時間睡眠でも8時起床だとへっちゃらで6時起床だと一日中使い物にならないのです。でもこれからしばらく週5で6時起きの生活なのです。果たして私はやっていけるのでしょうか。今のところ、午前中だけ働く生活を満喫しているのですが、どうしても家に帰ってお昼ご飯を食べると気絶してしまって、結局午後から何もできないでいるのです。こんな調子で仕事を掛け持ちできるのだろうか、でも掛け持ちしないと金銭的にやっていけないしナ~という感じなのです。運よく気絶が30分で済めばそこから気を取り直してドイツ語をやったりしています。けれども、性と数と格の変化の違いがなかなか覚えられなくて一向に先へ進まないのです。

 仕事のある日に家で大人しくドイツ語をやっている代わりに休日はお出かけすることが多いのです。先日もリサイクルショップと古本屋さんとリサイクルショップを精力的にはしごして、ショーケースのブライスちゃんを食い入るように眺めたり、クレヨンしんちゃんのED「パリジョナ伝説」の8cmシングルを買ったり、前回500円で買えたグラスが1200円になっているのを見て「う~ん」と思ったりしていました。そのグラスが大幅に値上げされていたリサショで、私は一枚のEPを探していました。モンキーズの「恋はちょっぴり」です。べつに「恋はちょっぴり」が聴きたいわけじゃないのです。何なら「恋はちょっぴり」の盤なら持っているのです。だったらなぜ「恋はちょっぴり」を探しているかというと、その「恋はちょっぴり」のスリーブの中にきっと「恋の終列車」の盤が入っているはずだという確信があったからなのです。じつは以前そのお店でモンキーズの「恋の終列車」のEPを買ったのですが、家に帰ってから再生してみたところ、両面とも「恋の終列車」とは違う曲が収録されていたのです。おかしいナと思ってレーベルをよくよく見たところ「恋はちょっぴり」と書いてあるではありませんか。ジャケットは「恋の終列車」だけど、中に入っている盤は「恋はちょっぴり」だったのです。普段ジャンク品を買うときは盤をよく確認するのですが、きちんと棚に入っていて値段のついているレコードだったのでついうっかり確認を怠ってしまったのです。すぐ買ったお店に申し出ようかとも思いましたが、B面の「どこかで知った娘」という曲が気に入ったのであえてそのまま持っていることにしました。それはそれでいいとして、ということは、あの店のどこかにある「恋はちょっぴり」の中に「恋の終列車」が入っているのでは? それを確認したくて、もう一度このリサショに来たらEPの棚を探してみよう、そしてあわよくば「恋はちょっぴり」のジャケと「恋の終列車」の盤を手に入れようと思っていたのです。

 果たして「恋はちょっぴり」はその店にありました。意を決してスリーブの穴からレーベルを確認すると、なんということでしょう、曲名に「アイム・ア・ビリーヴァー」と書いてあるではありませんか。いやいやいやいや。念のためスリーブから出してひっくり返すと、やっぱり「ステッピン・ストーン」です。「恋の終列車」ではありません。ということは、やはりこの店のどこかにある「アイム・ア・ビリーヴァー」の中に「恋の終列車」の盤が入っているということでしょうか。てっきり2枚の中身が入れ替わっているだけだと思っていましたが、3枚の中身がシャッフルされていたとは想定外なのです。私はがっくりくるような可笑しいような不思議な感情に見舞われ、「アイム・ア・ビリーヴァー」をそれ以上探すことはせずにその「恋はちょっぴり」だけを買いました。「ステッピン・ストーン」(I'm Not Your) Steppin' Stoneといえば、私にとってはSex Pistolsのカバーでお馴染みだったので、これを買うのも悪くないと思ったのです。とまれ、これで「恋はちょっぴり」はジャケットと盤が揃いました。「アイム・ア・ビリーヴァー」のジャケと「恋の終列車」の盤は、また次に来たときに探すことにしようと思うのです。もしかすると、もうあの店にはなくて、どこかの「アイム・ア・ビリーヴァー」を聴きたかった人の手に渡っているのかもしれません。その人と盤を交換してあげたい気もするのですが、何度か聴いているうちに原曲の「ステッピン・ストーン」が気に入ったので、できれば盤じゃなくてジャケットを交換したいような気持なのです。もしどこかにジャケが「アイム・ア・ビリーヴァー」で盤が「恋の終列車」のレコードを持っている人がいたら、是非名乗り出てほしいのです。交渉しましょう。

「アイム・ア・ビリーヴァー」の入った「恋の終列車」と、ジャケと盤が揃った「恋はちょっぴり」

 そんな感じでなかなかに充実した休日を送っているのです。お出かけしない日は家で編み物か縫い物をしているか、ギターを触っているのです。最後に、エプロンを作ろうと思って布を広げいていたら猫が敷布団だと思って寝転びにきたのでその写真を皆さんにも見せてあげるのです。それから、先日のヘアアレンジが90年代っぽくて気に入っているのでこれも見せてあげるのです。