98年から2000年のJUNIEをパラパラとめくっていると、エプロンや巻きスカートをパンツの上に重ねた着こなしが度々登場するのです。当時私は小学生でしたが、とにかく重ね着が流行っていて、半袖Tシャツの下に長袖Tシャツを着たり、Tシャツの上にシャツを重ねたり、パンツの上にスカートを重ねたりするのはごくごく普通の着こなしだったのです。住んでいたのが寒い地域だったので、防寒の意味でも重ね着は有用でした。
さいきんはパンツの上にスカートを重ねている人をほとんど見かけないし、街着としてエプロンを巻いている人もほとんどいないのです。たまにエプロンを巻いている人がいても、それは喫茶店の買い出しの人なのです。そこで今回は、ノスタルジックな平成コーデをワンランク上げる腰巻エプロンを作るのです。
用意したのはワゴンセールで買ったピンク色のオックス生地。多分1m×60cmくらい?と思います。うろ覚えの作り方ですが、縦40cmくらい×横75cmくらいで裁断して適当にダーツを縫って、紐とウエストベルトを繋げてから本体に縫い付けました。身体に合わせながら全部大体の勘で作ったのです。それだけだとシンプルすぎるので大きなポケットを縫い付けました。完成品がこちら。
このエプロンを巻けば、地味コーデもこの通り。
缶バッジをつけると平成っぽさがいや増すのです。とっても簡単なので皆さんもワゴンセールで売ってる安い布で作ってみるといいのです。