片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記43

 占い師たちは私の不調を次々言い当ててくるのです。いま、頸部及び側頭部さらには肩部に慢性的な痛みをかかえていて、おまけに左目の瞼の痙攣に四六時中悩まされているのです。実際には占い師たちはただ首や頭に不調を抱えている、とか、睡眠をとにかくしっかりとれ、とか言ってくるだけなのです。季節の変わり目ですから、誰しも体調をくずしやすい時期なのです。占い師じゃなくてもこの時期にはお体に気をつけて、くらいは言うでしょう。
 絶不調のなか、意中のひとに思い切ってアプローチをして何の音沙汰もなかったりとか、不調に不調を重ねるような日々を送っているのです。まあ、恋愛はしないでも生きていけるのです。恋愛なんてしてないときのほうが精神衛生も良好に保てるし、全てのリソースを自分のために使えてよいのです。それにどのみちすぐに会えなくなる相手なのです。でも、こんなに全部好きになれそうな人とはもう出会えないだろうな、と思うとなんだか惜しい感じがするのです。どのみち会えなくなるなら多少大胆に行ってドン引きされてもべつにいいかな、と思ったのです。でもやっぱり占い師の言う通りだったのかもしれません。ある占い師がいうには、今期の天秤座はモテモテなのだから、縁があるなら放っといても向こうから寄ってくるはずなのだそうです。ひるがえせば、自分からアプローチしている時点でその相手とはまずないということなのです。占い師め、なんと痛烈な予言なのでしょう。でも実際占い師の言う通りになっているのです。意中のひととは、あとよくて1回2回会えるか、下手するとドン引きされてもう2度と会えないということもあるかという感じなのです。仕方がないのです。
 恋愛はしないでいられるならしない方が人生がラクなのです。それに引き換え体調は、悪いと単純に生きるのがしんどいのです。だから私は一刻も早くこの体の不調をなんとかしたいと思っているのです。やはりここは占い師たちの言うことを聞いて早く寝るのがよいでしょうか。