片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

I sometimes wish I'd never been born at all.

 今までにあったたくさんの楽しいことや嬉しいこと、そしてこれから享受するかもしれないいくつもの幸福、それらをすべて天秤にかけたとしても、結局はじめっから生まれてこなければよかったのに、と思うのです。それでも死なずにいるのは、ひたすらに死の間際の痛み苦しみがおっかないからなのです。痛くて苦しい思いをしてまで死にたくはないけれど、かと言って辛い思いをしてまで生きていたくもないのです。子供の頃に一番怖かったのは、夜眠ってそのまま一生目を覚まさないことよりも、死んでしまった後で、またいつの間にかこの世のどこかで私として目覚めて、一から人生を始めなければならないのではないかということでした。今ここにいる自分の人生がそうして始まったように。子供の頃の記憶は、とにかく人生への嫌悪感で満ちていて、わけのわからない意地悪な奴らと一緒にルールのわからないゲームの中に放り込まれて、わざと負け続けても一向にゲームオーバーにならない絶望だけを味わい続けていたのです。そしてそれは今でも続いているのだと思うのです。この人生をよりよいものにしたいだとか、いい暮らしをしたいだとか、幸せになりたいだとか、一切思えないのです。代わりに考えるのは、どこまでだったら生きるに堪えるだろうか、自分が生きるよりも死ぬ方がましだと感じる境界はどこだろうか、ということなのです。できるだけ楽をして生きていって、死の怖さよりも生きる辛さが上回った瞬間に死んでしまいたいのです。その境目がどこなのかを、今は考えているのです。

日記34

 毎日インターネットで無料で読める星座占いを読んでいるのです。それらの更新頻度は週一度か月一度なので毎日読む必要は全然ないのです。それでも毎日読むのは、読んだ端から内容を全部忘れてしまうからなのです。この頃ものわすれがひどくて、大好きなミステリ小説を読んでいても、著者によって巧妙に散りばめられた大事な伏線を全部忘れてしまうせいで、何も回収されない、すべてが新事実、唐突に提示される荒唐無稽な結末、なのです。そんなわけで占いの内容は全部忘れてしまうのですが、毎日様々な占い師の占いを何度も読むうちに、みんなが共通して言わんとしていることがなんとなくわかりかけてきました。つまり、こっから先しばらくの私は数を絞っていく時期で、人間関係の整理とか、不要な物の処分をしたらよい、ということをみんな口を揃えて言っているようなのです。それで今日は休日で、不要な物の処分にうってつけの日だったのですが、やはり占い師が無理が利かない日なので身体を休めてルーティンの筋トレも控えよ、と言うので家でゴロゴロしたり昼寝したり、つまり何もせずに過ごしたのです。実際昨日から少し風邪気味な気がしていたので、言うことを聞いておいてよかったのです。占い師が忠告しなければ私はこの暑い中エアコンのない二階で処分する本を選り分けたり、キャンドゥにエンジェルブルーのコラボ商品を探しに行ったりして風邪をこじらせていたと思うのです。
 ものわすれの酷さ故、いつもいつも次の休日にやろうと思っていたことを忘れて無為に過ごしてしまうのです。メモが大事なのですが、あれをやろうこれをやろうと思いつくのは大抵仕事中かお風呂に入っているときで、なんかめんどくさくてわざわざメモなんてとらないのです。丁度いいからここに書いておくのです。

  • ギターをなるべく毎日触る
  • YouTubeのGSリストに入ってるEP持ってない曲をリストアップする
  • 丸大ビーズとブレスレット用の金具を買う
  • 占い師たちの言っていることを要約して紙に書く
  • キャンドゥにエンブルのシール買いに行く
  • サツドラに色々買いに行く
  • 要らない本を箱にまとめる

 みなさんも私の代わりにこのリストを覚えておいて欲しいのです。そして休日に私がこれらを忘れて無為に過ごしていたらこっそり教えて欲しいのです。

日記33

 さいきんは精力的にリサイクルショップを巡っているのです。先日のお休みに、厳選したものにそれなりの値をつけて売っているリサショと、お客から持ち込まれたものに片っ端からめちゃくちゃ安い値をつけて売っているリサショをはしごしたのです。そこで思ったのですが、同じようなグラスをどちらの店でも200円で売っていたとして、その店で最も安い品物がその200円のグラスだった場合と、その店で最も安い品物が30円のキーホルダーだった場合を比べると、私なら前者に対して「こんなグラスでも200円もつけるのか、高いなあ」と思い、後者に対して「こんなグラスも200円で売ってるのか、安いなあ」と思うだろうな、と思ったのです。グラス200円が妥当な値段だったとしても、高いものばかり置いている店で見ると高いと思うし、安いものばかり置いている店で見ると安いと思うのです。更に言うのなら、店内のありとあらゆるものが正しく分類されて適正な値をつけられて整然と並んでいるお店よりも、探す楽しみや自分で目利きする楽しみが残されているような店の方が、私はお買い物をしていて楽しいと思うのです。ここ数日、リサショでほんとうにたくさんのものを買ったのですが、その中でも特に気に入っている二つをご紹介するのです。Pikoの置時計と、おさるのオルゴールです。こういうガラスでできた飾り物をリサショで見つけるたびに買っているのです。おさるとワニとヤシの木と、なぜかローズクォーツが、でんと載っているのです。オルゴールから流れるメロディはエリーゼのためにです。リゾート風のモチーフと音楽が全然マッチしていないのです。

 suzuriがTシャツ1000円引きセールをやっていたのに乗じてTシャツをたくさん買ったのです。届いて着てみたらとってもかわいかったので、みなさんに自慢するのです。

パンク猫(NEVER YOUR SLAVE) / LONESOME TYPE ( lonesometype )のスタンダードTシャツ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

⚡️ビリビリ⚡️ / LONESOME TYPE ( lonesometype )のスタンダードTシャツ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

ドーナツ最高!ダルメシアン / RIKO ( chanrikoo )のスタンダードTシャツ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

もう4時か…🐭🐭(GO TO SLEEP) / LONESOME TYPE ( lonesometype )のロングスリーブTシャツ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

混沌ネコ / LONESOME TYPE ( lonesometype )のロングスリーブTシャツ通販 ∞ SUZURI(スズリ)

 かわいいTシャツがたくさん手に入ったので、今年の夏は無敵なのです。

 写真を撮るのに使っていたi-pod touchが壊れて、ガラケーで撮るとどうしても画質がガビガビになってしまうので、年代物のデジカメを引っ張り出してきたのです。結局画質はガラケーとどっこいどっこいなのです。

一人ヘタ手芸部の活動 ~ワイヤービーズマスコット~

 さいきん、子供の頃によく作って遊んでいたワイヤービーズマスコットにはまっているのです。ビーズファクトリーのオンラインショップで復刻されたMIYUKIのキットをしこたま買い込んで、片っ端から作って遊んでいるのです。作っていると童心に帰るのです。昔は作り方の本も持っていたのですが、果物、野菜から家電、文房具、スポーツ用品、家具まで、身の回りのありとあらゆるものがモチーフとして紹介されていて、なかなかに面白かったと記憶しているのです。

 テディベアのモチーフはかわいくできたので安全ピンを括りつけてブローチにしたのです。今年の夏はこんなブローチをたくさん作ってTシャツにつけたいナ~と思うのです。電子レンジや冷蔵庫のマスコットを作ってブローチにするというのはどうでしょう。

一人ヘタ手芸部の活動 ~パッチワークキルトのマット~

 気温が暖かくなってきて、家の中では裸足で過ごすことが多くなってきました。裸足とは言ってもいつもスリッパ替わりにギョサンを履いているのです。私が愛用しているのはホヌのメタルピンク。

www.gyosan.net

 この色以外にも同型で何足か持っていて、夏場は外でも履いています。滑りにくくて履きやすくてかわいくて、良いのです。いつもギョサンを履いているから気にならないのですが、まだまだ朝夕は気温が低くて、フローリングはひんやりしていることが多いのです。タンスの前で寝間着から外着へ着替えるときに、ギョサンを脱いでフローリングに直に立つと、ひやっとするのです。そんな着替え時のひやっとを解消するために、タンスの前にキルトで作ったマットを敷こうと思ったのです。

 インターネットで色々と調べながら検討した結果、四角いパーツをパッチワークにして、パッチワークとキルト芯と裏地を重ねて落としキルトをして、裏地で表地を折り込んで額縁仕上げにすることにしました。そうと決まれば生地選びです。パッチワークで一番楽しいのは生地選びだと思うのです。手芸屋さんのカットクロスコーナーで可愛い生地をしこたま買い込むのです。今回は、ピンク、赤、白をメインに、アクセントで紺色や水色や黄色を配置することにしたのです。縁取りにもなる裏地は50年代風の水色の小花柄に決めました。配置に頭を悩ませること数十分……配置が決まってしまえば縫い合わせるのにそんなに時間はかからないのです。額縁仕上げも初めての割には上手くできました。完成したのがこちらなのです。

 実際にタンスの前に敷くとこんな感じなのです。

 着替え中の足元がぱっと明るくなって毎日ごきげんなのです。キルト芯を初めて使ったのですが、落としキルトをすると一個一個の四角がぽこぽこ浮き出てかわいいのです。まだまだキルト芯が余っているのでまた何か作れたらいいナ~と思うのです。

日記32

 前回の日記から気づけばひと月近くも経っていて驚きなのです。i-podは依然壊れたまま、通退勤はラジオを聴いているのです。私のお気に入りは平日の夜の仕事終わりに聴く学生向けラジオ番組です。リスナーのみんなが遠足のおやつや修学旅行のお土産や全然勉強していない中間テストや文化祭や体育祭の話題で盛り上がっているのを聴くのが、疲れた脳に丁度いいのです。
 新しい趣味としては、ワイヤービーズマスコットというビーズ遊びを子供の頃にやったのを思い出して、ビーズファクトリーで大量のキットを購入してせっせと作っているのです。10個ほど買ったキットのうち3個を作って、他にも色々作っているのです。UFOやテディベアやチューリップのビーズマスコットを作って、ブローチに仕立てました。私は本当に火がつきやすくて冷めやすいので、この趣味もいつまで続くやらわからないのです。でも、その時々で新鮮な気持ちで熱中できるものが何か手元にないと落ち着かないのです。
 もう一つの趣味が、毎週月曜日に更新されるインターネットの星座占いを巡回することなのです。愛読していたVOGUE GIRLのしいたけ占いはこの度連載が終了してしまったので、私はBRUTUSの週間占いと星乃せいこのウィークリー占いをメインに巡回し、1日と15日にはフランチェスカ先生のアモーレ占星術を欠かさず読みます。一番当たった占いは、ジャドールジュンオンラインで公開されている真木あかり氏による過ごし方占いなのですが、こちらは下半期も公開してもらえるのかよくわからないのです。私は3月にバイト探しをするにあたって、この占いで「ここから頑張りどき」と書いてあった日に志望先に連絡をし採用され、この占いで「新たな始まり」と書いてある日が初出勤の日になりました。それからというものことあるごとにさまざまな星座占いをチェックしているのです。ただ、そんな私もSUGARさんの週間占いだけは何度読んでも何を言っているのかよくわからなくていつも首をかしげるばかりなのです。
 天秤座の基本性格として、八方美人とか、相手に合わせて態度を変えると書かれていることがままあるのです。どうもぴんとこなかったのですが、よくよく考えてみると、私は相手によって無意識にキャラクターを変えているせいで3人以上での会話になるとどう振る舞ってよいやらわからず急に大人しくなる傾向があることに気が付きました。でもどのキャラクターも自分の中に元からある素の私なのです。ただ、相手によって自分の中のどの要素がより濃く出るかが変わるだけなのです。この人にはちょっと毒舌な自分が出せるとか、この人にはキザな誉め言葉がすらすら出るとか、この人にはおとぼけキャラで突っ込んでもらおうとか、それぞれ「この人ならこういう自分も受け入れてもらえそう」と思った部分が強く出ているようなのです。みんなそういうものだと思っていたのですが、確かに世には誰に対しても強烈なただひとつのキャラクターだけで貫き通す(本人はいたって自然体なのでしょうが)人もいるにはいるのです。ちょっとうらやましいのです。

日記31

 アルバイトの掛け持ちを始めて1か月と少しが過ぎました。「大変でしょう」「疲れるでしょう」と色んな人から労わりの言葉をいただくのです。とはいえ、一つは勝手知ったる我が家のような職場だし、新しく働き始めた場所も陰湿な人がいないので、精神的にはかなりお気楽に働けているのです。ただどうしても肉体的には疲れます。先日、ふだんより早めの時間にベッドに入って、本でも開こうかと思ったところまでは覚えているのですが、気が付くと朝で、つけっ放しの照明が煌々と光っていたのです。もはやこれは睡眠ではなく長めの気絶なのです。
 私の大切なi-pod touchが壊れてしまいました。駐車場の階段を降りているときに、横着にも傘をさしながらダブルジップのパーカーのジッパーを上げようと格闘して、勢い余ってパーカーのポケットに入れていたi-podが滑り落ちてしまったのです。液晶が死んでしまったのです。画面は真っ暗で、二度と点くことはありませんでした。修理屋さんに訊くと、直すのに3週間と2万円かかると言われたのです。新しいの買ったほうが安いです、と修理屋さんは言ったのですが、修理屋さんに行く前に調べた私は知っているのです。もうi-podは生産されていないので、今使っているのと同じものを買うなら6万円もかかってしまうのです。ひと世代前のものでも3万円近くかかるのです。でも3週間と2万円……うーん、と唸って私は一旦引き取ったのです。それからというもの、むかし使っていた古い第4世代のi-pod touchをどこからか引っ張り出してきて、容量が8Gしかないので同期もできず、毎日毎日駐車場から職場までの約10分間の距離を、むかし自分が入れていた曲だけを聴きながら歩いているのです。たいていスーパー戦隊シリーズの主題歌集か、筋肉少女帯のアルバムか、RancidのIndestructibleを聴きます。今までは車のシガーライターからカーステレオにi-podを繋げて歌いながら通退勤していたのですが、第4世代は端子が違うのでカーステレオに繋ぐこともできず、専ら地元のFM局のラジオを聴きながらの通退勤です。午前中の仕事では片道15分程度の距離を走るので、比較的まとまった分量の番組が聴けるのですが、午後の仕事は片道5分しかないので、かなり断片的な情報しか得られないのです。特に午後の仕事の帰り道は、たいてい何らかの番組がゲストを迎えて話を聞いているのですが、ゲストの紹介も話の締めも聴けないので、いつも私は知らない人の話を途中から途中まで聴いているのです。今日は、何かしらのアパレルブランドを立ち上げた人の話を聴いたのです。その人がなんという人で、そのブランドがなんというブランドかはわからないのです。そのアパレルブランドが海外進出したところまでを聴いて、私は車を降りたのです。私はi-pod touchを買うでしょうか。わからないのです。買いたい、買った方がいい、と思うのですが、買うとしたら第6世代だし、せっかく第7世代を持っているのだから、直して使えるようになるなら直した方がいい気もするのです。そんなことを考えているうちにもう1週間も経ってしまったのです。ないならないで生活しているのです。それがなんだか悲しいのです。