片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記8

 年内の休日が今日を含めて二日しかないので、大掃除を二日に分けて敢行することにしたのです。もう今年は仕事以外でどこへも出かけないのです。起床する1時間前から、夢と現のはざまで今日の大掃除の段取りを考えていました。まずはずっと気になっていたウォーターサーバーの背面の埃を取り除き、ついでストーブのファンカバーを外してファンの埃も取り除きます。それから約二年分のFEEL YOUNGを解体し、『女の園の星』の全項と『異国日記』のカラーページだけを残して処分します。これで、マインクラフトで例えるとブロック二つ分くらいのスペースが空いたのです。それから衣装ケース二つ分ある「おばあちゃんのモダンな着物」群を、衣装ケース一つに収まるように上手いことやるのです。この着物は私が血縁を総動員してこつこつと譲り受けたガチおばあちゃんの着物なのです。これを着て出かけたことはありません。私の外出の主な目的はレコード漁りなので、しゃがんだり大股を開いたりして長時間頑張るには着物はちと不便なのです。喫茶店巡りなんかが趣味だったら着物を着る機会もあるのかしらん。
 たいへんに疲れたので大掃除はこのくらいにして、あとは溜まっていた録画を消化したり、由貴ちゃんの写真を見ながら前髪を切りそろえたり、母親がバイト先から持ち帰ったクリスマスケーキを食べたりして過ごしたのです。部屋が冷えてきたのでストーブをつけると、昨日までアフリカの民族楽器のような摩訶不思議な音を奏でていたのがすっかり静かになっていました。ファンを掃除したのがよかったのだと思うことにするのです。残された一日の休日で私の大掃除は終わるでしょうか。私にもわからないのです。

日記7

 20%OFF券を握りしめて古書店へ行ったのです。この前タダでMA-MA-DOO!!のEPを頂いてしまったので、五千円くらいは使うつもりで行ったのですが、結局七千円近くも買い込んでしまいました。ちょうど欲しかった一風堂の「すみれSeptember Love」や、レイジーのEPが見つかって大満足なのです。由貴ちゃんのまだ持っていないCDも見つかりましたし、由貴ちゃんが表紙のORE創刊号なんかも買ってしまいました。この由貴ちゃんのかわいいのなんのって、もうため息モノなのです。今まで由貴ちゃんの載っている雑誌を真剣に探してみたことがなかったので、当てずっぽうに昭和61年あたり(はね駒をやっていた時期)の雑誌を引き出しては表紙を確認するという非効率的なやり方で探し出したのですが、次に来るときは表紙を飾っている雑誌を事前に調べてから臨もうと心に誓ったのです。この頃私は美容室をさぼっているせいで伸びてきている前髪をちまちまと切っては86年頃の由貴ちゃんの前髪に近づけようとしているのです。由貴ちゃんの前髪はスタイリングによって表情がかなり変化するので、ノースタイリングでどんな状態かというのが掴みにくくあるのですが、私もヘアカットのプロではないので、ノースタイリング時の前髪の状態を掴みきれたところで再現は不能なのです。ただの自己満足です。

今年買ってよかった本2021

 まずはいきなり2020年に買った本で申し訳ないのですがこの本を紹介させてください。

 今年一番ショックだった出来事は、一番好きな番組であるザ・カセットテープ・ミュージックのレギュラー放送が終了したことでした。70年代に活動していたガロというバンドに狂っていた私が80年代の音楽にも触手を伸ばすようになったのは、この番組が80年代の優れた楽曲をたくさんかけてくれたからなのです。この本は見開きの片面が歌本、片面が番組の内容を抜粋した音楽理論解説になっていて、自分で演奏したり歌ったりしながら音楽理論が身に着く画期的な本なのです。私はこの本と番組のおかげでアニメ「あたしンち」の尻文字のコーナーで流れる音楽にミ♭が使用されていることに気付くことができました。確実に耳が養われているのです。テキストも充実していて、シティ・ポップとアーバン・ミュージックの境界を論じた「シティ/アーバン論争」はかなり読み応えがあるのです。番組を見ていても見ていなくても80年代の音楽が好きならおすすめできる本なのです。

 

 今年めでたくアナログオーディオを揃えたのです。その前からガロやチューリップ、斉藤由貴のレコードや、ザ・カセットテープ・ミュージックで聴いて気になった曲のEPなんかをちまちま集めていたのですが、すぐに知っている曲やアーティストのストックが切れてしまい、途方に暮れていたころにこの本が出たのです。昭和に発売されたEPばかりを1000枚紹介しています。ジャンルは歌謡曲あり、ロックあり、フォークあり、アイドルもバンドもとりまぜての1000枚! フルカラーのジャケットに小ネタが添えられて順不同でずらっと並んどるのです。壮観です。私はこの本に紹介されている曲でプレイリストを作ったり、気に入った曲をリストアップしてリサイクルショップのEP1枚50円コーナーで探したりして、かなり使い込んでいるのです。

 

 件の番組ザ・カセットテープ・ミュージックでスージー鈴木氏がこの本から何か引用していて、気になって買ってみました。音楽理論の初歩的な部分はカバーされていると思います。私がヤマハの音楽教育支援サイトで得たのと同等の知識がこの1冊で得られます。私が特に気に入ったのは教会旋法という音階です。白鍵だけを使う音階で、主音によって全音と半音の場所が変わるので面白いのです。あとは和音の選び方という項目も参考になりました。メロディーから適当に一音抜き出して、その音に対して7マイナーなら6通り、7メジャーなら5通りの和音を提案するというものです。初心者の私から見るとちょっと意外に思える和音も、実際に鳴らしてみるとそんなに違和感なく響くのが面白いのです。

 

 元父親がフォーク好きだったこともあり、「22才の別れ」だの「神田川」だの「なごり雪」だの「東京」だのを子守唄代わりに聴いて育ちました。その影響か、長じてからもたまに動画サイトでこれらの楽曲を聴いていたのです。そこから派生してガロを知るに至るのですが、関西フォークには全くのノータッチで生きてきました。あまりにも不勉強なので関西フォークを知るにうってつけの本だと思ってこの本を買ったのです。これが読み物としてとても面白い。なぎら健壱の文筆家としての才能に感服なのです。

 

 世代としては私はMD世代にあたるでしょうか。私自身はMDコンポもMDプレーヤーも持っていなかったのですが、上兄弟がいるような子たちはみんな持っていたような気がします。私にとってはその後に出始めたMP3プレーヤーのほうがずっと身近な音楽メディアとなりました。当然FM雑誌なんてものは見たこともないし、エアチェックなんて言葉もこの本のタイトルで知ったくらいなのです。私はこの本の文庫化を「波」8月号の北村薫の連載で知りました。その連載で引用されている箇所に、京極夏彦の名前が出てきて、ちょっと読みたくなった気持ちもありましたし、80年代の日本の音楽シーンについても何か知ることができるかもしれないと思いました。これが読んでみるととても面白い本だったのです。80年代の業界振り返り系エッセイはどんなものでもまずハズレはないと言って過言ではないのですが、本書も例外ではないのです。FM誌としては後発であったFMステーションが、一躍人気誌となり、そして音楽メディアの変遷とともにその役目を終えていくまでの内情が綴られているのですが、横暴なボスに振り回される話やオフコースとの確執、取材してきたアーティストたちのこぼれ話など、本筋からは逸れたところにも読みどころがたくさんあって実に楽しい本なのです。

 

 これはとても面白くて、あっという間に読み終えてしまったのです。下手にあらすじとか書いても面白さは伝わらないのです。実際あらすじから想像する20倍は面白かったのです。二人のキャラクターも最高。

 

 今年は津村記久子の新刊が2冊も刊行されたのです。津村記久子ファンにとってはまさに夢のような一年でした。「つまらない住宅地のすべての家」は、とある住宅地のそれぞれに問題を抱えた家庭を連作形式で描写しながら、女性受刑者が刑務所から脱走したという事件をきっかけに住人たちが交流を得て、少しずつ事態が快方へ向かっていく様子を描いた作品です。津村作品に頻出するあらゆる家庭の問題を煮詰めたような住宅地で、それぞれに追い詰められ張りつめている住人達の生活は読んでいて辛いものもありますし、冒頭の住宅地図と照らしてきちんと人物と家族構成と家の位置関係を把握しながら読む必要もあるので、初めて読む津村作品としては少し難しい部類に入ると思うのです。でも面白いのです。
 「現代生活独習ノート」は短編集なのです。収録されている短編は、テーマに「回復」を感じるものが多いのです。私が特にお気に入りなのは、録画していたコロンボ傑作選が終わったあとに自動で録画されているムーンTVというテレビ局の番組をなんとなく見続けるうちに少しだけ気力を取り戻していく「レコーダー定置網漁」と、休日出勤中に先輩が「突然気力がなくなっ」て資料室に閉じこもってしまう「メダカと猫と密室」と、タイプの違う中学生二人の交流を描いた「イン・ザ・シティ」の三篇です。華々しかったり、起伏が激しかったり、感情を揺さぶられるような小説を読むのがしんどいときにおすすめなのです。

一人ヘタ手芸部の活動2

 毎日帰宅してから少しずつ縫い進めていたパッチワークのオーディオカバーが完成したのです。ちょっと懐かしの、カントリー乙女チックな、おばあちゃんちの電話台に敷いてありそうな、野暮ったい感じを目指してまさにその通りになりました。当初の予定ではもっと幅の広い大きなフリルのコットンレースをつけるはずだったのですが、手芸屋さんで見てみたところ大きなコットンレースはメーターで800円もしたのです。このカバーには4メートル使ったので、レースの縁取りだけで3200円もかけることになってしまいます。仕方がないのでその半額の、一番小さいレースよりは少し大きいコットンレースを買い求めました。それでもレースだけで1600円もかかっているのだから贅沢なカバーなのです。とてもそうは見えないところが良いのです。裏地をつけてリバーシブルにしたのです。パッチワークの色合いが夏には重たい気がするので、季節によって裏っ返して使うつもりなのです。

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裏地はクリーム地に小花柄なのです

 私が最近手芸に凝るのは多分に「ソーイング・ビー」の影響があるのです。日本で言う「レシピの女王」のソーイング版のような趣旨の番組ですが、レシピの女王なんかよりずっと面白いのです。日本版第一弾から第四弾までずっと見ているので、審査員たちの独特の言い回しはすっかり頭に染みついています。ジーンズからリメイクスカートを作っているときは主にファーストシーズンの審査員メイが心の中に現れて、「ここはもっとギリギリを縫わなきゃ」とか「ステッチが歪んでいるわ…」とかあらゆるパターンのダメ出しをしてくれたものでした。今回はスカートほど難しくはなかったが故に脳内では妄想が炸裂し、縫っている間中こんな夢小説の導入が思いついたのでみなさんと共有します。

 ”私は服飾を勉強中の日本人、ミミ。もっと服飾のことを学ぶためにはるばるロンドンまで留学に来たんだけど……ルームメイトが男性なんて聞いてない!! しかもその相手は一流デザイナーのパ〇リック・グ〇ント!? ――あまりいい出来とは言えないな――パ〇リックのきびしいダメ出しに悔し涙を飲む日々……でも私、絶対にここでソーイングを極めてみせるんだから! 「あと何本ピンタックが残っているんだい? じゃあ僕はこっちのボタン付けをやってあげよう」 はじめは高慢で嫌味な奴だと思ってたパ〇リック、でも私が困っているときはいつもアドバイスや手助けをしてくれる……このごろ課題で褒められるのもパ〇リックのおかげなのかな……気づくとパ〇リックのことを考えている私。「素晴らしい出来だ。これなら僕も着るよ」「着てくれなきゃ困る……だってこれ、あなたのために作ったんだから」「喜んで着るよ」 あれ、なんだかいい雰囲気……? でもそこへメイが現れて!? ――私にも見せて……きれいに縫えているわ。柄合わせが完璧ね。それにモデルにぴったりフィットしている―― 私の留学生活、これからどうなっちゃうの!?”

 今度お給金が出たら、ギンガムチェックの生地を何色か買って、クッションカバーと枕カバーを作るつもりなのです。そういえば、オーディオカバーの裏地と一緒に、ギンガムチェックに白いハイビスカスプリントの生地を衝動買いしてしまったのです。それもピンクと水色の二色です。これを使って何かを作りたいと思うのですが、まだ何も思いつかないのです。何か作れたらまたお知らせします。

一人ヘタ手芸部

 今日は私が所属している一人ヘタ手芸部の活動日誌を書きたいと思うのです。ここのところ日記を書かなんだのは、ひとえにヘタ手芸部の活動が忙しかったからなのです。その手芸部の活動が一段落ついたので、日記も兼ねて活動の報告をするのです。

 私がここ数日ジーンズのリメイクスカートの制作に取り掛かっていたことはみなさんもご存知のことでしょう(日記6 - 片・すぐお腹痛くなる。)。そのリメイクスカートがついに完成したのです!

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 見る人が見ると一目瞭然なのですが、このスカートはとあるブランドの90年代あたりの商品を丸っと真似して作ってあるのです。刺繍のモチーフだけはオリジナルですが、刺繍を入れる位置や、パッチワークの使い方、チロリアンテープ・コットンレース使い、スリット、全部丸っと真似したのです。とは言え隅から隅までオリジナルの真似をするには私の技術が足りていないので、裾の処理や装飾は省きました。オリジナリティ皆無のスカートですがイメージ通りのものができたので私は満足です。途中、生地を重ねすぎて厚くなった部分を縫おうとしてミシンの針が脱落するなどの失敗もありましたが、とにかく上から重ねて縫ってしまうという荒業で乗り切ったのです。見た目よりも面倒くささの回避が大事なのです。このスカートは、お気に入りのオゾンコミュニティのカウチンと合わせて着るつもりです。これを着てレコードを買いに行きたいのです。大好きな古書店の、今月末までの割引券をまだ使えていないのです。

 スカートのパッチワークが気に入ったので、余った生地でオーディオ用のほこり避けカバーを作ることにしたのです。言い忘れていましたが、私は一人アナログオーディオ部も掛け持ちしているのです。この掛け持ちはけっこう大変なのです。オーディオを置いている部屋は狭くて電源タップが少なくて、オーディオを聴きながらミシン作業をすることができないのです。なので一人ヘタ手芸部の活動に比重を置けば置くほど、一人アナログオーディオ部の活動がおろそかになってしまうのです。現にここ数日はほんの数枚のレコードしか聴けていません。せっかく由貴ちゃんのレコードを買い足したのに、一回ずつしか聴けていないのです。由貴ちゃんのレコードと一緒にガロのレコードも買ったのですが、こちらに至ってはまだ一度も聴けていません。ずっと聴かずにいればオーディオに埃もかぶるものですから、今後の活動不振に備えて是非ともカバーを作っておきたいのです。これが出来上がればきっと少しはオーディオを聴く時間も作れることでしょう。早くガロのLPを聴きたいのです。

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 スカートのパッチワークは規則的に並べましたが、こちらはランダムに配置しました。正方形がプレーヤー用、長方形がアンプ用なのです。これから裏地をつけて、大きなフリルのコットンレースを四辺に縁取りする予定なのです。裏地用の布とコットンレースは持ち合わせていないので、これから購入するのです。それまで一旦、一人ヘタ手芸部の活動はお休みです。ほんとうはもう一着パッチワークのギャザースカートを作るつもりでいたのですが、ちょっと疲れたのでオーディオカバーを作ってから余裕のあるときに取り掛かることにしました。12月はとても忙しいのです。仕事もかきいれどきですし、何せ車検がありますから、車屋さんの定休日と私のシフトを照らし合わせながら、絶妙のタイミングで見積もりへ出して、それからまた絶妙のタイミングで車検へ出さなきゃいけないのです。できれば雪が少ない時に出したいのです。乗り慣れない代車で雪道を運転したくないのです。

 今年の冬、私はシュトーレンを買うでしょうか。自分でもわからないのです。毎年、今年こそは、と思うものの、実行に移せないうちに店頭からシュトーレンが消えてしまうのです。多分2000円くらいの価格が私にとってスッと出せない額のボーダーラインなのでしょう。2000円をスッと出せないうちは、私にはシュトーレンはまだ早いのかもしれません。

日記6

 一日刺繍をし通しで肩がかちこちなのです。さくらんぼを刺しながらアメリカの"ALIBI"とSKYの"Just Arrived"と山下久美子の『抱きしめてオンリィ・ユー』を聴きました。アメリカの"ALIBI"は中古屋でジャケ買いしたものです。私はアメリカの曲を聴いたことがなく、ジャケを見てハードロックかと思ったのですが、ジャケを裏返すとアー写と思われる写真に二人の男性がアコースティックギターと共に写っていたのです。アコースティックギターが出てくるとなるとハードロックではないかもと思い、レコードが入れてある紙袋を引き出してみると、エレキギターアコースティックギター、ベース、ピアノ、ドラム、コーラスのレコーディング風景の写真がレイアウトされています。この取り合わせを見て、私の好きなサウンドである気がしたので買ってみたのです。実際に聴いてみると思った通り私好みのサウンドで、私はこのレコードがとても気に入って何度も聴いているのです。このLPはA面B面をTheir SideとOur Sideと表しているのですが、Our Sideがダントツに良いのです。SKYの"Just Arrived"も中古屋でジャケ買いしたのです。SKYというバンドのことは全く知らないのですが、森本隆と北沢英三のデュオで、収録されているほとんどの曲の作詞を森本隆が、作曲を北沢英三が手掛けているのです。堀内孝雄が作曲している『君に、クラクラ。』という曲以外は全て大村雅朗が編曲を手掛けているのですが、曲調に一貫性がなく、なんだかどの曲も何かの曲に似ている気がしてならないのです。特にA面4曲目の『歌いながら夜を歩け』という曲のギターリフは風の『海風』そっくりなのです。まあ面白いアルバムですし、多分デジタル化してないんじゃないでしょうか。こういうLPは一期一会なのです。山下久美子の『抱きしめてオンリィ・ユー』も中古屋でジャケ買いなのです。声が好きですし、音がガチャガチャしていないのでニュートラルな気持ちのときによく聴くのです。

 さくらんぼを刺し終えて、次に雲から雲へとかかる虹のモチーフを刺したのです。これは斉藤由貴の『風夢』と『雪の断章』と、ポール・モーリアの『ホワイト・クリスマス』を聴きながら刺したのです。私は斉藤由貴が大好きなのです。世界で一番好きな顔は由貴ちゃんのお顔です。エッセイや作詞で発揮される文学性も素晴らしいのです。お声も好きですし、武部聡志氏の編曲もいつも由貴ちゃんのイメージにぴったりで、つくづく斉藤由貴という世界が私は好きなのです。ポール・モーリアの『ホワイト・クリスマス』は、なんだか今日は寒いので気分が出るかと思ってかけました。すこし雪も降ったらしいですが今日は一度も外を見ていないので実際のところは知りません。フリーハンドで雲を刺すのはなかなかどうしてむつかしいのです。チャコペンシルでは歯が立たなかったので蛍光ペンであたりをつけたのですが、それも全然見えないのでひと針刺すごとにバランスを見て、勘でやっつけたのです。その割には上手くできたと思います。大満足なのです。あとは明日入るお給金でパッチワークに使う布を仕入れるのです。

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日記5

 今日(日付が変わったので昨日、でも私が眠るまでが今日なのです)は勤労感謝の日でしたが、私にはただの勤労の日だったのです。帰宅してから、スカートに作りかえるつもりで糸を解いておいたジーンズに刺繍をほどこしました。パッチワーク部分を作るための布を買うお金が全然ないのです。それで、お給金が入るまでに他の作業を進めたいと思ったのです。さくらんぼと虹のモチーフの刺繍を、チェーンステッチで入れるつもりなのです。今日はさくらんぼの実がひとつだけ生りました。フリーハンドで円を描くのはなかなか難しいのです。明日はお休みなので、レコードをかけながら刺繍をやっつけてしまうつもりなのです。

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