片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記6

 一日刺繍をし通しで肩がかちこちなのです。さくらんぼを刺しながらアメリカの"ALIBI"とSKYの"Just Arrived"と山下久美子の『抱きしめてオンリィ・ユー』を聴きました。アメリカの"ALIBI"は中古屋でジャケ買いしたものです。私はアメリカの曲を聴いたことがなく、ジャケを見てハードロックかと思ったのですが、ジャケを裏返すとアー写と思われる写真に二人の男性がアコースティックギターと共に写っていたのです。アコースティックギターが出てくるとなるとハードロックではないかもと思い、レコードが入れてある紙袋を引き出してみると、エレキギターアコースティックギター、ベース、ピアノ、ドラム、コーラスのレコーディング風景の写真がレイアウトされています。この取り合わせを見て、私の好きなサウンドである気がしたので買ってみたのです。実際に聴いてみると思った通り私好みのサウンドで、私はこのレコードがとても気に入って何度も聴いているのです。このLPはA面B面をTheir SideとOur Sideと表しているのですが、Our Sideがダントツに良いのです。SKYの"Just Arrived"も中古屋でジャケ買いしたのです。SKYというバンドのことは全く知らないのですが、森本隆と北沢英三のデュオで、収録されているほとんどの曲の作詞を森本隆が、作曲を北沢英三が手掛けているのです。堀内孝雄が作曲している『君に、クラクラ。』という曲以外は全て大村雅朗が編曲を手掛けているのですが、曲調に一貫性がなく、なんだかどの曲も何かの曲に似ている気がしてならないのです。特にA面4曲目の『歌いながら夜を歩け』という曲のギターリフは風の『海風』そっくりなのです。まあ面白いアルバムですし、多分デジタル化してないんじゃないでしょうか。こういうLPは一期一会なのです。山下久美子の『抱きしめてオンリィ・ユー』も中古屋でジャケ買いなのです。声が好きですし、音がガチャガチャしていないのでニュートラルな気持ちのときによく聴くのです。

 さくらんぼを刺し終えて、次に雲から雲へとかかる虹のモチーフを刺したのです。これは斉藤由貴の『風夢』と『雪の断章』と、ポール・モーリアの『ホワイト・クリスマス』を聴きながら刺したのです。私は斉藤由貴が大好きなのです。世界で一番好きな顔は由貴ちゃんのお顔です。エッセイや作詞で発揮される文学性も素晴らしいのです。お声も好きですし、武部聡志氏の編曲もいつも由貴ちゃんのイメージにぴったりで、つくづく斉藤由貴という世界が私は好きなのです。ポール・モーリアの『ホワイト・クリスマス』は、なんだか今日は寒いので気分が出るかと思ってかけました。すこし雪も降ったらしいですが今日は一度も外を見ていないので実際のところは知りません。フリーハンドで雲を刺すのはなかなかどうしてむつかしいのです。チャコペンシルでは歯が立たなかったので蛍光ペンであたりをつけたのですが、それも全然見えないのでひと針刺すごとにバランスを見て、勘でやっつけたのです。その割には上手くできたと思います。大満足なのです。あとは明日入るお給金でパッチワークに使う布を仕入れるのです。

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