片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記38

 さんじっさいになったのです。でも、実際にさんじっさいになるひと月前に他人から年齢を訊かれたときには既に「30です!」と答えていたので、誕生日を迎えた今はなぜか31歳になったような気がしているのです。「今年さんじっさい」と思うとその年の1月からさんじっさいのつもりで過ごしてしまうので、毎年実質3か月しか実年齢で過ごしていない感じがするのです。毎年お誕生日には仕事を休みにしていたのですが、今年は誕生日の少し前に休みを取ると2連休になりそうだったので、そこでお休みすることにして、お誕生日当日は働いたのです。2連休は丸2日かけたお誕生日パーティーのつもりで大いに楽しんだのです。1日目は美術館へ行ってミュージアムショップで飼い猫のにゃーちゃんによく似た猫の置物を買いました。児童会館へ行って科学館で遊びました。モンブランパフェを食べました。街一番のキャンドゥでシールを大量に買いました。夜ご飯をごちそうになって、デザートにかぼちゃのプリンを食べました。私は秋生まれなので、秋の食べ物が大好きなのです。ここ1週間くらいで、大量の芋栗南瓜を食べまくっているのです。お昼ご飯には連日イオンで焼き芋を買って食べているのです。食べ物だけでなく、秋の天候も好きですし、秋の花も好きなのです。春に生まれた母は春が一番好きな季節なのだそうです。好きな食べ物はさくらんぼです。これは私の持論なのですが、たぶん、私たちは初めて自分が外界へ生まれ出でたときの季節をこの世のスタンダードとして認識するのではないでしょうか。だから、夏や冬になると「違う違うこれじゃない、こんなの私の知ってる世界じゃないよー」と秋生まれの身体が不平不満を言うのだと思うのです。今の季節は私にとってこの世の春なのです、秋だけど。
 2連休の2日目は、朝から洗濯をして大々的なお風呂掃除をして、不要な本を箱に詰め詰め過ごしたのです。2連休あると、たいていどちらか1日は外出せずに家で過ごしがちなのです。いずれにせよ有意義な時間を過ごして、2日間にわたるお誕生日パーティーの幕を閉じたのです。