片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記2

 今日は朝いちばんで役所に電話をし、自分が1年間で支払う健康保険料を問い合わせました。記憶に違わず高すぎる保険料に暗い気持ちになりましたが、ようやく年末調整の書類を書き終えてこの休日の責務は全て果たしました。あとは好きに過ごせばいいのです。洗濯をして、レトルトカレーを食べて、薬師丸ひろ子のLPをかけました。

 昨日突然ひらめいたのは、いつか作ろうと思っていたパッチワークのロングスカートのウエストベルトには、ゴムを入れるのではなく、既製品のジーンズのウエスト部分を切って使おう、ということでした。私はウエストにゴムの入った洋服を好まないので、ほとんど持っていないのです。でも手作りをする場合には、サイズをぴったり合わせてファスナーをつけるよりはゴムを入れてしまうほうが簡便です。もはやゴム入りの洋服もいたしかたなし、と思っていた矢先のひらめきでした。確かに、そんな作りのスカートを見た覚えがあったのです。早速このアイデアを実行に移そうと思ったのですが、あいにく手元には切り刻んでも差し支えないジーンズが1本もなかったのです。タンスに入っているのは普段から好きで穿いているお気に入りのジーンズばかりです。そこで私は、街で安い古着を買い求め、思う存分切り刻もう、と思い至り、いそいそと出掛けたのでした。けれども街には私の細いウエストにぴったり合うジーンズは数着しかなく、その数着も、切り刻んで再利用するには向いていない作りをしていたり、べらぼうに価格が高かったりするので、私はすっかりしょげ返って帰路へつきました。折しも雨が降り出しました。家へ帰ると、出掛ける前に聴いていたレコードプレーヤーとアンプの電源が入ったままであることに気が付きました。私にはよくあることです。電源を切ったら、プレーヤーのアームが跳ね上がりました。きちんとアームのストッパーをかけずに電源を切ってしまうのも、私にはよくあることです。こう書くとなんだかぱっとしない休日ですが、良いこともありました。注文していた70年代の明星と70年代の季刊ポッポが届いたのです。早速べりべりと封筒と破いてぱらぱらと読みます。買い求めたのはガロとチューリップとかぐや姫の座談会(というよりは酒盛り)が載っている明星の74年3月号と、「夏色のおもいで」が出たときのチューリップ特集の季刊ポッポ73年秋号です。どちらも良い内容なのであとでじっくり読むことにして、私は猛然とギターの練習を始めました。チューニングを合わせてあったガロの「暗い部屋」をやったあとに、またチューニングを変えてCS&Nの"Guinnevere"をやったのです。どちらも久しぶりに弾いたので半分忘れていて参りました。このあとまたチューニングを変えて斉藤由貴の「家族の食卓」を練習するつもりなのです。ああ忙しい、忙しい。