片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

雑誌四方山話

 小学生の頃から雑誌が大好きで、遍歴としては『小学一年生』(←「スタイリッシュキャンディ」読んでた)『ちゃお』(←ミルモ世代)『Hana*chu→』(←上原奈美ちゃん無双期)『Cawaii!』『GLITTER』『GOSSIPS』『ELLE』(←パリス・ヒルトンとかオルセン姉妹とか海外セレブ好きだった)『CUTiE』『Zipper』『KERA』『FRUiTS』『マンガ・エロティクスF』等を購読していました。
 現在は毎号買っているのが『FEEL YOUNG』で、特集によって買っているのが『レコード・コレクターズ』と『ギターマガジン』です。そのほかに古雑誌も集めていて、『Hana*chu→』の2003年から2005年のバックナンバーが見つかれば見境なく買っていますし、ガロやチューリップが載っている70年代の『guts』や『ヤングギター』や『明星』や『ヤングフォーク』はたまに検索をかけて集めていて、斉藤由貴ちゃんが載っている80年代のアイドル雑誌芸能雑誌も手あたり次第買っています。
 あまり自分の職種を大っぴらにしたくなかったのですが、私は書店で働いていて、品出しや抜き取りで雑誌に触れる機会がとても多いのです。私は趣味人な上に雑誌が大好きですから、面白そうな特集名が表紙で踊っているとついつい買ってしまうのです。ここ最近は個人的に雑誌ラッシュ(職場のジャニオタの先輩がよく使うワードなのです)で、色々と雑誌を買っているのでみなさんに見せびらかそうと思うのです。

 

アニメージュ2022年10月号、11月号、12月号
 私が最近入れ込んでいる暴太郎戦隊ドンブラザーズのキャストインタビューが三号に渡って掲載されていて、しかもポスターまでついているのです。キャストのみなさんが自身が演じるキャラクターや他のキャラクターとの関係についてどのように解釈し、演技に反映させているかなど、興味深いお話が盛り沢山なのです。

 

昭和40年男2022年10月号、12月号 
 10月号は昭和の暮らしと部屋特集で、昭和のマンガに出てくる家の間取りだとか、昭和なインテリアが載ってて面白いのです。12月号はニューミュージック特集です。ニューミュージックなんて最近の音楽雑誌じゃ全然取り上げてくれないけれど、こういう情報誌なら特集を組んでくれたりするのです。インタビューが多くて読み応えがあるのです。私は外野が色々評論するのを読むよりも当人へのインタビューを読むのが好きなのです。そういえば私はEXPRESSから出ている『冬の稲妻』というアナログコンピアルバムを所持しているのですが、そのジャケットには"NEW MUSIC"という文字列が並んでいます。私はこのアルバムを聴くたびに、アリス、松任谷由実、チューリップ、ハイファイセット尾崎亜美オフコースダウンタウンブギウギバンド、自切俳人という取り合わせが、なんだかレーベルが同じなだけで微妙に一貫性のないコンピだなあと思っていたのですが、この時代は歌謡曲じゃないポップソングはなんでも一緒くたにニューミュージックと括られていたのです。

 

ヤングギター2022年12月号
 ヤングギターの奏法テクニック号や音楽理論号は、気が付いたときに買うようにしているのです。今回はピッキング特集で、私はピッキングが滅法苦手なのでこれを読んで特訓をしようと思って買ったのです。でもまだ一度も実践していないのです。そもそもさいきんギターをあまり触っていないのです。この雑誌を機に練習をしようと思ってはいるのです。自分にプレッシャーをかけるために本誌をいつも目の届く場所に置いているのですが、今のところ見て見ぬふりの日々なのです。でもきっといい特集なのだと思います。現に2月号の「続・ギターと理論」は、スケールなんかについてとても参考になりました。前述の昭和40年男のニューミュージック特集では、洋楽ロックに舵を切る前までのヤングギターについて初代編集長のインタビューが読めます。本誌が当時から軸のひとつに奏法を置いていたことがわかるのです。私はガロ目当てで当時のヤングギターを何冊か所持していますが、数あるガロの雑誌インタビューの中でも、音楽について熱心に聞き出そうとしている印象があります。音楽に対して誠実な良い雑誌なのです。

 

ロッキングオン2022年9月号
 ローリングストーンズの特集なので、とりあえず買ったのです。

 

レコード・コレクターズ2022年10月号、11月号
 10月号は50年前である72年の特集で、さいきんグラムロックに興味を持ち始めていたので、いい時代だろうと目論んで買ったのです。まだ通読していませんが、本誌を参考にあっぷるむーじっくで曲を聴いたりしながら欲しいレコードのリストに書き足しているのです。11月号はビートルズの『リヴォルヴァー』。丁度聴いておこうと思っていたので副読本として購入したのです。私は割と音楽を聴いても聞き流してしまう傾向があるので、副読本があると聴いておくべきポイントが分かって助かります。CSN&Yの『デジャ・ヴ』の特集のときも副読本として購入して、『デジャ・ヴ』を聴くたびに引っ張り出しているのです。

 

 余談ですが、さいきん買った古雑誌の中では、JUNIEという青文字系ファッション誌が当たりでした。1999~2000年にかけての号を買ったのですが、私の好きな当時の着こなしがたくさん見られて嬉しいのです。ミュールにソックスを合わせたり、星柄のプリントだったり、デニム地のテンガロンハット、三角スカーフ、チビT、ジャージ、リメイク風スカートと、私の大好きなアイテムばかりがたくさん載っていて、すっかり70年代テイストに落ち着いていた私のファッションがまたじわじわと90年代後期から00年代初頭に押し流されつつあるのです。目下の計画は、夏までにパッチワークとコットンレースの縁取りで三角スカーフを作って首に巻くことなのです。デニムのテンガロンハットと星柄プリントのブーツカットデニムも是非とも手に入れたいものです。