片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記14

 労働デーなのです。作ろうと思っている4枚目の付け襟にはいまだに取り掛かれていないのです。昨日はお休みだったのに、ちょっとレコードをかけて、雑誌を読んで、ごろごろしていたらあっという間に一日が終わっていたのです。ここ数週間はとにかく疲れがとれず眠いのです。
 薄毛問題は、改善しつつあると自分では思っているのです。というのも、頭頂部から短いアホ毛がぴょんぴょんと勢いよく何本も飛び出してきているのです。きゃつらは真っすぐ上に伸びあがるか、ある程度の長さのあるものは稲穂のように首を垂れています。そういう毛が、頭頂部からたくさん生えて噴水のようになっているのです。私の推理では、頭頂部に同じ周期で生え変わる髪の毛が集中していて、それが一斉に生え変わっている最中、もしくはストレスで頭頂部の髪の毛が一斉に抜けて、そこから新しい毛が生えてきている最中なのではないかと思うのです。これは楽観ですが、そのうちこのアホ毛が育って地肌が目立たなくなれば御の字なのです。その前に私が自分の髪に構うことに飽きるのかもしれません。それはそれでいいと思うのです。そういえばいつか津村記久子のエッセイで、額の生え際に産毛にしては存在感があるけれど一定の長さ以上には伸びない毛がたくさん生えて、それが前髪を押し上げている、というような内容のものを読んだことがあるのですが、そういう類の毛ではないと信じたいものです。
 この頃は80年代後半風の髪型に凝っているのです。仕事中は髪を束ねているのですが、いちいち前髪をうすくとって下ろして、それ以外の前髪をブローで立ち上げつつ後ろに流してから束ねているのです。そのあとお化粧をするのですが、お化粧の最中に下ろした前髪ともみあげの後れ毛にカーラーを巻いてクセをつけておくのです。カーラーを外せば80年代後半風ヘアーの完成です。眉毛もきりっと描くとより雰囲気が出るのです。今季はこのスタイルをとても気に入っているのです。そろそろ美容院に行かなければならないくらい髪の毛が野放図になってきたのですが、どのようなオーダーにすべきか決めかねています。憧れは斉藤由貴ちゃんですが、今の私のヘアスタイルが2000年代を意識したウルフの伸びかけなので、重ためロングの由貴ちゃんには遠く及ばないのです。顔周りだけ由貴ちゃんっぽくしてもらって、それ以外はおまかせにしようかな、と考え中です。本田美奈子ちゃんのふわふわパーマにも憧れますが、まあ似合わないでしょうし、薄毛薄毛と騒ぎながらパーマ液でさらに髪と頭皮を痛めつけることもないでしょう。自分で切った今の前髪が気に入っているので、美容院にいってこのバランスがくずれないといいのですが、どうでしょう。