片・すぐお腹痛くなる。

まだ生きていたのか?!

日記12

 お久しぶりです。ここ数日は謎の眠気、頭頂部の薄毛、謎の耳鳴り等々に悩まされる日々を送っていたのです。謎の眠気と耳鳴りはともかく、薄毛は深刻な問題ですので迅速かつ有効な対処が求められます。取り急ぎパドルブラシで頭皮をぐりぐり押したり、タンパク質を摂ったりと通り一遍の対策をとってみたもののすぐに効果が出るはずもなく、ふと思い立ってメルヴィータのスカルプシャンプー&コンディショナーの試供品を試してみることにしたのです。したところこれがとても良いものだったのです。見た目に鮮やかな効果があるわけではないのですが、頭皮に健やかさが宿った気がするのです。さらに毛先はくんにゃりと柔らかく、生え癖も整ってきて、とても調子が良いのです。試供品は使い切ってしまったのでさっそく本品を購入しました。届くのを心待ちにしているのです。10代後半から定期的に薄毛問題が勃発するのですが、たいていの場合何をやっても字のごとく不毛な結果に終わり、髪型を変えるとかなんかしているうちに気にならなくなり、また忘れたころに地肌の透けが妙に目についてくるのです。以前ヘッドスパをしてくれた美容師さんによると、毛量は少なくないけど、一つの毛穴から毛が一本ずつしか生えていないとの評でした。ふつうは一つの毛穴から3,4本生えるものだそうです。
 薄毛対策以外にやったことといえば、付け襟を2つ作ったことです。これは後でまとめて一人ヘタ手芸部の活動報告に載せようと思うのです。あとは古本屋さんへ行って由貴ちゃんが載っている雑誌をしこたま買い込みました。ギターでガロの『時の魔法』の耳コピをして、この曲のキーはCなんだろうか、というかファのモードじゃないだろか、とか思索したりしていたのです。
 明日はお休みなのでがんばって昼までには起きてハーフパイプを見ようと思うのです。それから付け襟をあと2枚縫えたらいいなあ、と思うのです。こんどは薔薇柄の深緑の布で作ります。ベルベットのリボンをつけて、縁にはコットンとチュールのレースを飾るのです。失敗したくないなあ。

一人ヘタ手芸部の活動5

 今回の一人ヘタ手芸部ではLPが入るサイズのエコバッグ、というかただの四角いトートバッグを作ったのです。私は普段からエコバッグにマチのないペラペラのトートバッグを使っているのですが、市販のトートバッグは横幅の広いものがなかなか売っていなくて買ったLPが入らないのです。それと持ち手も50cm程度しかないものが多くて、持ち手を肩にかけたまま荷物の出し入れをしたい私にとっては不便だったのです。だから今日は、持ち手が60cm以上でLPがすっぽり入るペラペラのトートバッグを作るのダ!

今回トートバッグを作るにあたって、こちらの動画を参考にしたのでみなさんにも共有します。

youtu.be

私はこの動画を参考にしつつ、飾りと内ポケットは省略して、持ち手には接着芯を貼り、寸法も自分の使いよいように変更したので以下に共有します。

表地 46cm*86cm
裏地 46cm*86cm
持ち手 10cm*67cm 2枚
接着芯(持ち手用) 5cm*67cm 2枚
※接着芯は持ち手の中心に貼って、接着芯からはみ出た生地を中心に向かって折り畳み、さらに半分に折って四つ折りにしました。

出来上がり寸
横43cm×高さ40cm、持ち手63cm

 

 そして動画に従ってだだだっと縫えば完成です。

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 表地にはかねてから使いたくてたまらなかった水色のギンガムチェック地に白いハイビスカス模様の生地を使いました。

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 LPが余裕で入るのです。持ち手も長くてサイコー!!

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 裏地はベビーピンクのギンガムチェックです。

 

 これを持参してさっそくLPを掘りに行きたいのですが、COVID19の感染者数が私の住む町でも爆発的に増えているのです。こんなときこそ買い支えねばという気持ちと、私自身も客商売で感染リスクの高い人間なので大人しくしていたい気持ちを秤にかけて、結局は家で大人しくしている日々が続いているのです。年を越してからの休日は、車屋さんに車検の済んだ車を取りに行ったほかは外出していないのです。おかげでレコード鑑賞とお裁縫がはかどります。母親がamazon primeの会員になったおかげで映画も色々観られるようになりました。今日はお昼にBOOKSMARTを見て、作業をしながらザ・ファブルとアイ・フィール・プリティを見ました。面白いので作業の手が止まりがちでしたが、トートバッグ自体はとても簡単に作れたので、みんなも作るといいのです。またね!

日記11

 休日なのです。午前中は由貴ちゃんが表紙を飾っている雑誌のリストアップをして過しました。今日は私の好きな古書店がやっている日なので、さっそくお宝発掘に出かけようかと思ったのですが、あいにく先日から降り積もった雪のせいで路面のコンディション悪し、見通し悪し。お出かけは諦めて、以前購入した由貴ちゃんのコスプレ用ワンピースの胸当てを作ることにしました。ちょうどいい白い無地の布がないかと探してみたところ、昔古いワンピースをリメイクした時に外しておいた裏地が出てきたのです。白くて綿で薄くて扱いやすそうなので、てきとうに型紙を作って、二つ折りにした生地をそのまま型紙の形に縫って裁断してからひっくり返して、押さえミシンをかけて、その辺に余っていた花の形のレースを縁に縫い付けました。胸当てとワンピースにそれぞれスナップボタンをつければ完成なのです。これで胸元の空きを気にせずワンピースが着られます。夕方には由貴ちゃんのコスプレ用ワンピース第二弾が到着したのです。これは着てみると、斉藤由貴というよりWinkという感じだったのです。私の漠然としたイメージの中のWinkが着てそうというだけで、具体的にどの衣装に似ているとかではないのです。余談ですが私はWinkの"Fairy Tone Ⅱ"のジャケ写で二人が着ている衣装がとても好きです(各自検索してください)。あれはPINK HOUSEでしょうか。最近PINK HOUSEのお洋服に心惹かれるのです。
 夜からは、LPが入る大きさのエコバッグ、というかトートバッグを作ろうと思い立って表地の裁断まで済ませました。裏地に迷っているうちに夜が更けてしまったので今日のところは一時中断なのです。表地は前に買ったギンガムチェック地にハイビスカス柄の生地、色はみずいろです。夏にピッタリなのです。

日記10

 録画してあったチェッカーズのラストライブを見たのです。チェッカーズのEPは2,3枚持っていたと思うのですが、藤井郁弥以外のメンバーの名前はわからないし、パフォーマンスの映像もほとんど見たことがないというまっさらな状態で見始めました。これが、とても良かったのです。まさにライブで真価を発揮するバンドだと思いました。驚いたのは、藤井郁弥がめちゃくちゃ踊ることです。昨今のアイドルのように振付師がきっちり作った振り付けで踊るのとは違って、音と感情に合わせて自然と踊れる人の踊りだと思いました。それから特筆したいのはサックスの藤井尚之がとてもかっこいいということです。サックスの音がバリバリ身体に響いて最高です。ルックスもグー。前奏吹いてすぐ歌って、また間奏吹いてすぐ歌って、アウトロ吹いて……みたいな忙しい歌も歌ってました。低音ボイスもグー、です。楽器を演奏しているメンバーも曲によってはけっこう踊っていたのですが、踊ったり跳ねたりしながら少しもブレずに楽器に息を吹き込み続けられるのはすごいのです。私は吹く楽器はほとんどやったことがありませんが、想像するに演奏中にやたらめったら動くとマウスピースが口にがんがん当たって痛いし吹きにくいことったらないと思うのです。ライブの見どころとしては、藤井郁弥がピストルでメンバーを一人ずつ撃っていく演出なんかも良かったのです。そんなふうに楽しく見ていたのですが、レコーダーの容量が足りていなかったらしく、最後の方が録れていなかったのが無念でならないのです。ライブ映像を見るまではそんなにファンでもなかったくせに、約2時間ですっかり夢中にさせられているのでした。

一人ヘタ手芸部の活動4

 先の休日から作っていたパッチワークスカートが完成したのです。

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 自分の備忘録のために、かんたんに作り方を残しておくのでみなさんも暇なときに作ってみたらいいと思うのです。

 まず古着屋さんでやっすいデニムのスカートを一着入手しましょう。これは上部しか使わないのでどんな丈のものでもいいのです。ポケットや装飾や切り替えの少ないシンプルなデザインが扱いやすいでしょう。これは好きなところでV字になるようにカットしておきます。次に好きな布を好きなだけ用意するのです。私はチェックの生地を4種類用意しました。これを裁断して四角いパーツをたくさん作ります。

1段目:27cm*22cm × 6枚

2段目:22.5cm*22cm × 8枚

3段目:27cm*22cm × 10枚

 全て縫い代込みなのです。横は左右合わせて2cm、縦はギャザーを寄せるので0.5cm多めに、上下合わせて2.5cm取りました。1段目はデニムスカートがV字なので一番短くなる中心部で出来上がり寸がだいたい20cmになるように想定して長めに取りました。3段目は最後に裾の処理をするために長めに取りました。
(反省点:1段目と2段目をもう1枚ずつ、3段目をあと2枚増やしたらもっとかわいくなったと思うのです)

 パーツが全て裁断できたら、適当にバランスを見てランダムに配置したら、横に横に繋げていくのです。繋げたら、縫い代は合わせてジグザグミシンをかけて、どちらかに倒しておくといいのです。全部繋がったら1段目の上の端に荒い縫い目(私は3mmでかけました)で2本ステッチを入れてギャザーを寄せます(このとき両端を1cmずつ残しておくとあとで調整が利いていいのです)。大体デニムスカートの端と同じくらいの長さになったような気がしたら両端を繋げて縫い代にジグザグミシンをかけます。

 デニムスカートと1段目を繋げます。今回はデニムは切りっぱなしでダブルステッチをかけることにしました。ピンで合わせてしっかりしつけ縫いまでしたのですが、デニムを上にして縫った結果、ギャザーが流れてしまいました。対処法は特にないと思うので気にしないのが一番です。

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  生地が流れてしまっているわ……byメイ

 お尻のポケットのステッチの上から重ねて縫い始めて、そのままデニムの端に沿って一周縫い続けます。縫い終わったら内側にもう一本ステッチを入れます。ダブルステッチにする理由は、とにかく頑丈に作るためです。縫い終わったらパッチワーク部分の縫い代の縫い目に近いところにジグザグミシンをかけてから、余分な生地を切り取ります。

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  ステッチが歪んでいる……幅も揃っていないわ。byメイ

 あとは同じ要領で1段目と2段目、2段目と3段目を縫い合わせます。縫い代は合わせてジグザグミシンをかけておくといいでしょう。最後に丈を決めて裾に三つ折り端ミシンをかけて完成です。

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 完成なのです。ちゃんと計算したら同じ柄の生地が隣り合わないようにできると思うのですが、私は特に気にしないのです。

 このスカートは夏に穿くイメージで作りました。試しに私のお気に入りの、アクセントにデニムがあしらわれている茶色のキャミソールと合わせて穿いてみると、とてもかわいかったのです。これにテンガロンハットとウエスタンブーツも合わせたら完璧だと思うのですが、残念ながら私はテンガロンハットもウエスタンブーツも持っていないのです。古着屋さんで安いものが見つかれば是非手に入れたいものです。

 

 これから作ってみたいものが三つあるのです。ひとつは前に買ったギンガムチェックにハイビスカス柄の生地を使ったトートバッグです。これは裏地用の生地さえ買えばすぐにできるでしょう。もうひとつは同じくハイビスカス柄の生地を使った90年代風のポシェットです。ファスナーをつけたりマチをつけたりしなくてはいけないので、ちょっとしたやる気を要するのです。最後の大本命、いつかは絶対に作りたいのが雑誌で由貴ちゃんが着ていたワンピースです。ピンクの小さな薔薇模様が散りばめられたチャコールグレーの生地で、ゆったりした身頃の、五分袖でミモレ丈のワンピースなのです。小さなセーラーカラーには白いレースが重ねられていて、前身頃にはピンタックが入っています。腰の低い位置で切り替えたスカートには少しギャザーが入っているのです。是非とも似たような生地を見つけ出して作ってみたいのです。ただ私は襟のついた服を作ったことがないのです。袖のついた服も一度しか作ったことがありません。当然ワンピースの型紙を引いたこともありません。その上コンシールファスナー押さえも持っていないのです。コンシールファスナー押さえはまあ、買えばいいのです。買いましょう。

日記9

 今日は(厳密には昨日ですが何度も言うように私が寝るまでが今日なのです)今年初めての休日でした。昨日の夜は去年購入してまだ観れていなかった『エンパイア レコード』のBDを観ました。このBDは私の好きな古書店で買ったのですが、そこの店主が「こういう音楽がたくさんかかる映画が好きならあれも面白いよ」といくつかタイトルを挙げてくれました。ひとつは『ハイ・フィデリティ』で、中古レコード屋が舞台の映画です。もうひとつ、エアロスミススティーヴン・タイラーが出ている映画を教えてくれようとするのですが、タイトルがなかなか思い出せないようなのです。スティーヴン・タイラーの名を入れて検索すると、スティーヴン・タイラーの娘が出ている『エンパイア レコード』が引っかかってしまうのです。ようやく『ウェインズ・ワールド』というタイトルが導き出されました。帰宅してこれを検索してみると、『ウェインズ・ワールド』は私が前に何かで見て、とても気に入ったのにその存在をすっかり忘れていた映画であることがわかりました。思いがけない再会をしたので是非また観ようと思ったのです。『エンパイア レコード』はとても面白かったのです。最も嫌いな四字熟語が「就業規則」である私は早くもエンパイア レコードに転職希望なのです。映画を見たあとはすっかり疲れて、私としては考えられないほど早くベッドに入り、10時間睡眠を貪りました。寝過ぎとは思わないのです。必要にして最低の睡眠がやっととれた休日となったのです。
 今日は二着目のパッチワークスカートに取り掛かりました。だいたい20*20のパーツと20*25のパーツを適当数(私は24枚用意しました)裁断して、1段目2段目3段目とだんだん枚数が増えるように3つに分けて、それぞれ横へ横へと繋げてゆきます。横へ繋げた長ーいパーツにギャザーを寄せて、あらかじめ腰から下を切り離しておいたデニムスカートに繋げるのです。今日は1段目をデニムスカートに繋げるところまでできました。あとは2段目と3段目にギャザーを寄せて、1段目と繋げて三つ折り端ミシンをかければ完成なのです。これは次の休日まで持ち越しになるのです。早く完成させてワードローブに加えたいところです。前に作ったパッチワークスカートは早速ローテーション入りをして、これまで二度着用しました。とても気に入っているのです。
 夕方、私が由貴ちゃんのコスプレをする用に購入した古着のワンピースが届きました。ペイズリー柄で(ほんとうは小花柄が欲しかったのです)、大きな四角い襟にレースの縁取りがあるロングワンピースなのです。早速試着してみたところ、肩パッドが入っていてなかなかパンチのあるシルエットになってしまうので、リッパーで取り外しました。これに白い畝編みのカーディガンを重ねると、ほんとうに雑誌で由貴ちゃんが着ている衣装みたいでかわいいのです。今度これを着てどこかへ行きましょう。

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一人ヘタ手芸部の活動3

 今年も元日から働いたのです。ここ数年は大晦日まで働いて元日から働くことが当たり前になっているのです。接客業なので、有体に言って「クソ野郎」から心無い言葉を投げつけられることは日常なのです。そういうクソ野郎に出くわしたときは、とりあえず無視した後、クソ野郎が立ち去ってから一緒に働いている人と「知るかドアホ」とか「クソが」とか陰口をたたく(そこまでの悪口を言うのは主に私なのです)のが常です。心は傷つきませんが腐っても客と高潔な店員という立場のせいで面と向かって「クソが」と言えないことが何より大きなストレスです。そんな仕事上のストレスは手仕事で発散するのが私の性に合っているというのが、去年の一番大きな発見でした。
 さっそく今日のストレスを発散すべく手芸売り場でギンガムチェックの生地を三色買うて帰りました。ラベンダーとピンクとサックスです。これをベッド周りにある枕やらクッションやらに合うように裁断して、ダーっと縫って、三枚のクッションカバーを拵えました。枕の縦幅×(横幅×2+15)のサイズに裁断して、縦の端を三つ折りで処理した後縦の端が10cmくらい重なるように筒状に合わせて中表で横の端を縫って表に返したら完成なのです。とても簡単なので、枕の採寸から完成まで、1枚30分以内くらいで作れると思うのです。みなさんも好きな生地で作ってみると、部屋の雰囲気も気分も変わってとてもいいと思うのです。

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